11月 17th, 2011
プライベート感とデザイン性の高次元での融合。そんなスパリゾートの筆頭として支持されている『熱海ふふ』の姉妹館が昨夏、誕生した。
客室数はわずか4室。すべての客室から相模湾の絶景が一望できるが、ここでは出会い付きのラグジュアリースイートの予約をお薦めしたい。海風を感じながらの入浴は、その開放感も格別。シンプルかつモダンな設えに、大きな窓が切り取る海景色も一段とダイナミックに感じられる。さらにこの客室に宿泊するゲストだけに許された贅沢が、隈研吾氏設計のウォーターバルコニーだ。周囲に水を湛えたガラス張りのラウンジは、文字通り海に浮かんでいるかのよう。館内には千住博氏の絵画や狩野智宏氏のガラス作品が随所に配され、小さなアートホテルといった趣だが、そんな宿を象徴する、体感できるアートともいえる空間だ。絶景に劣らず目を楽しませる秀逸。贅を尽くした海の幸や季節を伝える山の幸が満載で、鮑や和牛の溶岩石焼きなど卓上で仕上げる品も盛り込み、プレゼンテーションでも魅せる。
良質の温泉は貸し切り利用できる大浴場のほか『熱海ふふ』の浴場で楽しむことも。細やかなサービスにも空間に相応しいフォーマルさがある。上質を知る大人が真に寛げる滞在が約束されている。